人
写真の専門学校に通っていることは以前書いたのですが、ここ1、2ヶ月は全く写真に興味を持たなくなって、授業の課題に追われるだけになっていました。
でも、当たり前ですが、講師はその提出された課題に向き合ってくれます。
いいところはいいと褒めてくれるし、思ってもいないところで深読みなんかしてくれて、そういう捉え方もできるのかと勉強になります。
私の性格なのですが、褒められたら褒められた分だけ伸びます(笑)
逆に貶されたら、落ち込んで力が出なくなります…
正解がない写真ですから、見る人によって感じ方はそれぞれです。
しかし、人と人ですから相性が左右する部分もあります。
日常で些細なことを話すとき、私はとりあえずその人の気持ちを受け取るようにしています。はなっから否定してもいい気分にはなりません。
ここ数日は自分の考えを受け入れてくれる講師に恵まれ、少しやる気が出ました。
まあそのやる気がいつまで続くのか問題ですが…
昨日Huluで『新参者』を観たのですが、煎餅屋の夫人がこんなことを言っていました。
「嘘はうまいがすぐしける、本音はまずいが一生ものだ」
嘘も方便という言葉がありますが、大抵の場合嘘はいけません。
でもこの煎餅屋の話にはうるっとくるところもあり、正直泣きました。
学校の講師が本音で話しているかはさておき、自分が料理写真を上手く撮れないことがわかりました(笑)
2回提出しましたが、どうやらそのどちらも美味しそうに見えないようで(自覚なし)
料理写真は逆光で撮ることが基本で、1回目は順光で撮ってそれを教わり、2回目は逆光で撮ったにもかかわらず美味しそうに見えないという…
まあ料理写真はほぼ撮ったことがないので、最初から上手く撮れる方がおかしいのですが。
スポーツをするのも、車を運転するのも、勉強をするのも、初っ端から上手くできる人はほぼいなくて、みんな繰り返し繰り返し学んでいくものだと思いますが、いつ一人前と言えるのかは甚だ疑問が残ります。
就活中、ある物流会社の説明会で、「就職したからにはプロとして取り組んでもらう」と言っていたので、何を持ってプロというのか問うたところ、「(トラックドライバーの場合)トラックを1人で運転できるようになってから」と回答があり、それまでの期間はたった3ヶ月しかないのにそれでプロと言っていいのか疑念を抱きました。
もちろん1人で運転できるスキルを身につけたということですが、それだけでプロと名乗っていいのか。果たしてプロとは何なのか。
3ヶ月でこの人は、飲酒運転をしない、危険運転をしないと言い切れるのか。
皆さんにとってプロとはなんですか?