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"一ノ瀬"という名字に憧れを持つ人の日記

フード撮影の基本

広告写真だったり風景写真だったり人物写真だったり、それらはほとんどレタッチという過程を経て世の中に発信されている。

 

レタッチというのは、撮影されたそれらをよりよく見せるために、編集・加工する行為である。

 

明るくしたり、コントラストや彩度を変えたり。

 

現代ではその作業をする人のことをレタッチャーと呼んでいて、それが仕事として成り立っている。

 

写真学校に通い始めて、それが1番衝撃的であった。

 

中でも、人物写真に関して言えば、その人を引き立たせるために、吹き出物とか目の充血とかを消してしまうことが私にとって衝撃的であった。

 

果たしてそれは写真と言えるのだろうかと。

その人自身をこの世から消してしまうかのような感覚に私は驚いた。

 

写真って、レタッチありきなのだなと。

 

別にレタッチを悪く言っているわけではないけれど、ありのままを写した、例えば「写ルンです」で撮った写真をそのまま発信した方が好意的に思う。

 

肌の質感や影の出方は、スタジオでジェネレーターやらライトやら三脚やらを組み合わせて撮影したほうがはるかに簡単だけれど、Photoshopの技術を持ち合わせていれば容易にできてしまうのではないかとも思う。

 

ここからはレタッチとは関係のない話だけれど、食べ物を撮影するときは、奥の方から手前に向かってライトを当てる、つまりは逆光・反逆光の状態で撮影すると陰影が出て美味しく撮れるのだそう。

 

🔦

🍔

📷

 

という感じ。

 

私は普段フード撮影をしないので初めて知ったのだけれど、これから食べ物を撮影する機会があったら、ぜひ撮ってみたい。

 

反対に手前から奥に向かってライトを当てるのを順光という。

 

🍔

📷

🔦

 

食べ物をこういう風に撮影してしまうと、良い陰影が出ず、のっぺりとした感じが出てしまう。

 

なので、フード撮影をする場合は逆光・反逆光で撮影するのが基本になっている。

 

サイゼリヤとか飲食店のメニュー見てみるといいよ」と講師から言われて思ったけど、ここ最近そういう飲食店に行ってないなあって。コロナもあるけど、自炊とテイクアウトで満足している。

 

最近はひじきの煮物を作って、芽ひじきと長ひじきの違いを知った。

 

せまいキッチンで料理を作るのは苦痛なので、広いところに引っ越しをしたいと思う。