・仕事を辞めた後に次の仕事を探す。
・祖父の農家を継ぐ。
・一旦親元へ戻ってモラトリアム期間を思う存分に謳歌する。
そんな考えもあった。
まだ働き始めて1年経っていなかったから雇用保険の受給対象には当てはまらない。
仕事でいっぱいいっぱいというか、精神を削られ始めた状態で転職活動をするのはいかがなものかと思ったけれど、かえってそれが息抜きになっていたのかもしれない。
履歴書や職務経歴書に、これまでの”自分”を振り返りながら欄を埋めていく。
面接があるから、必然的に自分を売り込むための情報が大事になってくる。
わかりやすく伝えるにはどのような言葉を選ぶべきか。
そんなことを空いた時間に考えるのは意外と楽しかった。
転職活動だけに活かすわけではないし、これからの自分にも活きることだからかもしれない。
辞めた後に仕事を探すとしたらどのようにしていただろう。
焦ってたかもしれないな。
2社目の会社で働き始めてそろそろ1ヶ月経つ。
スカウトされたのがきっかけだった。
自分から応募したところは何度か落とされてちょっと投げやりになっていたとき。
そのころにメッセージが来たからせっかくだし面接に行ってみようと思った。
2回行ってその場の雰囲気に違和感を感じなかったので内定承諾した。
自分から応募したところと違って褒めてもらえるのは新鮮だった。
スカウトって怪しいイメージがあったし、入社する前に提示された条件と全く違うってこともなくはないと思っていたから、少しだけ拍子抜け。
収入も少しは上がるけど都内だから家賃が馬鹿にならない。
その分プラマイちょいマイだけど、やりたかった仕事をできている自分がいるからいいんだ。
残業もなく上がれるのはいいことなんだけど。
前の会社では残業して入ってくる2万円くらいが生活の足しになっていたんだよなあ。
徐々に仕事を引き継いで、
入社して1週間目のように「やることないなー」「暇だなー」なんて、言えなくなってきたけど眠さは相変わらず。
お昼休憩後の1時間は昼寝時間にしてほしい。
前の会社の休憩室は和室だった。
イグサの落ち着く香りの中、横になって20分くらい仮眠してたのを思い出す。
今の会社にはない前の会社のいいところ。
あとは退職金制度があったことかな。
残念ながら今の会社にはない。
10年も勤める気はないけど、これから働いている間にその制度が確立したならずっとこの会社でもいいかななんて。みんなの性格が変わったり、自分と合わない人が入ってこない限り。
住宅補助の金額を少しあげてほしいのも追加で。