神奈川県に越してきて2ヶ月が経過した頃、つまり去年の6月。
私はゴキブリ(以下G)と初めて対面しました。
6月26日の21時過ぎ(家族にLINEしたから日時が鮮明)
買い物から帰ってきて一息つき、ごはんの準備をしようとキッチンに向かうと…
壁になんかついてる…
うっわ、ついに出ましたかと…。
対面する前は「ゴキブリ?そんなの余裕でしょ!」と思っていたものの、いざ実物を見ると気色悪くてとりあえず全身に鳥肌が立ったのを覚えています。
まさかGが出るとは思ってもみなかったので、ゴキジェットなんてうちにあるはずがない。
とりあえず様子見で洗剤吹っかけてみるかと。
これでおとなしくなっとけやと噴射したところ、右往左往あわてふためいていた。
少し笑ったけれども心臓はバクバク言ってる。
でもおかしい。壁も床もトイレマジックリンだらけや。
しかも肝心のGは冷蔵庫の下に身を隠しやがった。
最悪新聞紙丸めて叩いて仕留めるかと思いましたが、どうやらネットで調べてみるとダメらしい。菌が放出されるらしい。
ここまでで6割の体力が削られた気がする。
あーもうさっきドラッグストアに行ってきたばかりなのに〜と思いながら出かける準備をする。
冷蔵庫の下にずっといてくれる保証はないので走って近くのドラッグストアに向かう。
がしかし、店内は真っ暗。どうやら21時で閉まったらしい。
前までは22時までやっていたというのに。
こうなったらゴキブリが出たのも全部コロナのせいだという詭弁を展開。
近くにコンビニがあったので慌ててそちらに流れ込む。
コンビニエンスストア、中国語なら「便利店」
中国語が分からない日本人にも伝わる、便利なものしか置いていないお店である。
そんなコンビニなのに肝心のゴキジェットがない。
あちこち探しても見つからない。
かれこれ10分は経過しているであろう。
ゴキブリが部屋を探索してしまう前に急いで帰りたいというのに。
自分が店員さん視点だったら、この人いつまで徘徊しているのだろうと思ってしまうだろうがそんなことを考えている暇はない。
今晩はゴキブリがいると分かっているのに一つ屋根の下で一緒に寝るのかと思うと余計鳥肌が立ってくる。コンビニの冷房がより鳥肌を引き立ててくれる。
諦めてお家に帰ろうと思ったその時、入り口近くにゴキジェットを発見!
これであいつを仕留めることができる!という嬉しさと共に湧き上がる、あいつさえいなければこんな時間に汗水垂らしている自分はいないという怒り。
片道歩いて3分ほど、走っておよそ30秒で帰宅。
ここまでで8割の体力を消費。
あとはこいつをぶっかけて終わりだ!とフィルムを引き剥がし、冷蔵庫下に噴射口を向ける。
噴射!!!
これは只事ではないと悟ったGは自ら隅っこに向かっていった。
まさか最後の力を振り絞ってこっちに飛んできたりしないよね?と一瞬たじろいだが、残り2割の体力を使って噴射しまくる。
動かなくなったG、しかし油断は禁物。
まだ動けるかもしれない。
恐る恐る新聞紙を広げてGを持ち上げトイレに持ち込む。
ポチャンというオノマトペと同時にレバーを一気に捻る。
これにて戦闘は終了しました。
Gと出会ってから過ぎた時間は20分ほどだったと記録していますが、体感だと1時間は経過していたと思う。
以下G対策必需品
「私の家は大丈夫」なんて言っていると必ず出現しますのでゴキジェット備えておくのをおすすめします。
ただのゴキジェットでも効果はありましたが、ゴキジェットプロだとより効果があるらしい。
Gがでてその翌日かな、ブラックキャップをネットで注文してとりあえず出そうなところに置きました。
それ以来私はGと対面していないです。
もしかしたら見ていないだけでいるかもしれない?
有効期限は1年くらいだったと思うので、先日早めに取り替えました。
エアコンの室外機に取り付けるキャップはまだ取り付けていませんが、早めに取り付けたいと思います。
みなさんもこの季節、G対策をしっかりなさって一緒に暮らしていたなんてことがないようにしましょう。