以前まで、「コーギーのしっぽって短くてかわいい!」と呑気に思っていた私ですが、Twitterである記事を読んでびっくりしました。
なぜコーギーもトイプーもしっぽ切る? 断尾・断耳行為が日本で消えない理由「メリットなく、リスク伴う」https://t.co/GQkjhlhITb
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2021年5月12日
#コーギー #トイプードル #動物愛護 #アニマルウエルフェア #断尾 #断耳 #ドッキング #犬 #dog
どうやら、断尾(だんび)・断耳(だんじ)という行為がされていたようです…。
いやもうそれを知って「え?、え?、嘘でしょ?」って。
生まれたときから遺伝的に決まっていて短いものだと思っていたので、この記事を読んで1番に感じたことは可哀想だということ。
記事を読んでいくと、断尾・断耳を行うメリットや必要性がなく、デメリットやリスクの方が圧倒的にあるということが分かります。
日本獣医師会の考えとしては反対のようですが、実際の現場や飼い主からの依頼に応えざるを得ないのが現状。
獣医師が行わなければ、業者が不衛生な状態で行ってしまう心配があるよう。
徳川綱吉の上位互換が現れることを願っています。
ちなみに徳川綱吉は皆さん知っての通り「生類憐れみの令」を出していますが、これが鬼畜極まりない法令で。
蚊を叩いて潰しただけで島流しになったとか、魚や鳥を生きたまま食用として売ってはならぬとか、犬や猫に芸を仕込んで見せ物にしてはならぬとか、釣りをしてはならぬとか…
なぜ生類憐れみの令を出したかといったら、綱吉は子どもに恵まれなかったから。
儒学を重んじていた綱吉は「親を大事にせよ」という教えをモットーにしていて、母親に跡継ぎについて相談したところ、あるお坊さんを勧められ「前世で多くの殺生を行なった報いだよ、跡継ぎに恵まれたいのであれば動物を大事にしよう。あなたは戌年だから特に犬を大事になさい」とアドバイスをされたことからこの法令を出したといわれています。
野犬になってしまった犬のために犬屋敷を作り、エサ代としてなんと70億円!その費用は人々から税金として徴収されたようです。
たぶん当時の人間の暮らしより犬の方が贅沢してますよね(笑)
結局綱吉は跡継ぎに恵まれず亡くなることとなるのですが、そんな狂った法令が20年も続いたとなれば溜まったもんじゃないですよ。
綱吉は亡くなる間際、「この法令だけはどうか残して欲しい」と当時政治を執り仕切っていた新井白石(あらいはくせき)に言っていたようですが、綱吉が亡くなると新井白石はすぐにこの法令を廃止したようです。
まあ異常なので仕方がないですね。